WorldEditが日本語に対応、文字化けしたときの修正方法と英語に戻す方法

WordEditはMinecraftのワールドを一括操作できて非常に便利です。

開始箇所と終了箇所を決定してその領域の土を石に置換するなども一発でできます。

そんなWorldEditですが、7.1からマルチランゲージ がサポートされ日本語にも対応しました。

日本語化概要

一部英語が日本語化されました。

システムのロケールから自動的に設定されるようで、Windowsユーザーの方は大半が日本語でOSを動かしていると思いますので自動的に日本語が選択されます。

Linuxユーザーはそこそこの割合で英語を使用されていると思います。VPSを使用されている方は英語のままの可能性があります。

最新版ダウンロード

最新版はEngineHubでダウンロードできます。

EngineHub: WorldEdit > master
https://builds.enginehub.org/job/worldedit?branch=master

ユーザー側で言語を選択できない

WorldEdit 7.2時点でconfigに言語選択できる機能が見当たらなかったため日本語訳を英語として登録させなければ英語へ戻すことができません。

逆に英語から日本語にしたい場合も同様です。

一部環境で文字化けする

WindowsはデフォルトでShitf-JISを使用してきました。
しかし世界標準がUnicode (ユニコード) になってきており、Bukkit/Spigotも現在はUnicodeを使用するようにアナウンスしてます。

この互換問題で文字化けするため、正しい文字コードで保存することで文字化けを回避できます。

翻訳を上書き

システムロケールが日本語の場合を前提に書きます。
システムロケールに応じて設置位置が変わります。

日本語の場合は「{サーバー設置ディレクトリ}/plugins/WorldEdit/lang/ja/」が設置ディレクトリです。

日本語から英語へ

サーバー設置ディレクトリへ移動し、plugins/WorldEdit/lang/ja/ に strings.json ファイルを作成します。
lang/ja/ フォルダはデフォルトで存在しません。作成してください。

次にGitHub上に原文がありますのでstrings.jsonにコピペします。

GitHub: EngineHub > WorldEdit > worldedit-core
https://raw.githubusercontent.com/EngineHub/WorldEdit/master/worldedit-core/src/main/resources/lang/strings.json

※UTF-8 (BOMなし)で保存してください。

最後にサーバーを再起動すると英語に戻ります。

文字化けから日本語へ

翻訳プロジェクトサイトから翻訳ファイル一式をダウンロードします。
下記ページの右上にダウンロードボタンがあるのでクリックします。

Crowdin: worldedit-core
https://crowdin.com/project/worldedit-core

ダウンロードしたファイルの ja/strings.json をサーバー設置ディレクトリの plugins/WorldEdit/lang/ja/ に設置します。

※UTF-8 (BOMなし)で保存されていることを確認してください。

最後にサーバーを再起動すると翻訳が正常に表示されていると思います。

トラブルシューティング

翻訳ファイルが読み込まれない

• 設置位置合っていますか？
• ファイル名合っていますか？
• reloadコマンドまたは/worldedit reloadを使っていませんか？
  確実に再起動してください。

文字化けした

• ほぼ確実にファイルの文字コードがUTF-8になっていません。
  UTF-8 (MOBなし) に変更して再起動してください。
• それでも治らない…Shift-JISとかに変更してみてください。
  (Shift-JISで動作した場合は教えて下さい…)

翻訳プロジェクトへ参加

翻訳プロジェクトへ参加してプラグインを支援しよう。

https://crowdin.com/project/worldedit-core

参考資料

• What’s new in WorldEdit 7.1? (WorldEdit 7.1 新機能)
  @Madeline Miller https://madelinemiller.dev/blog/introducing-worldedit-71/