Java版Minecraftは2020年4月22日のアップデートでチャットやスコアボードにRGBカラーコードをサポートした。
カラーコードはウェブページの色表現にも使われる非常に身近な存在です。
カラーコード対応スナップショットバージョン: 20w17a以降
カラーコード対応リリースバージョン: 1.16以降
カラーコード概要
RGBのカラーコードに対応したことで16,777,216色を表現できるようになった。
RGBカラーコードは「Red(赤)」「Green(緑)」「Blue(青)」の配合具合で色を表現する方法です。
Minecraftで使用するカラーコードは16進数が使用されます。
カラーコードを得る
様々な方法があるが、カラーコードはGoogle検索で「color picker」と検索すると簡単に得ることができるのでおすすめ。
色を決めた後に「HEX」と書かれた部分の#から始まる文字列がMinecraftで利用できるカラーコードだ。
※カラーコードを使用する際は#を含めて使用する必要がある。
例の場合は「#fcba03」
色の配合具合を10進数で示したのが「RGB」です。
16進数に馴染みがない方はこちらの値のほうが直感的ではあります。
カラーコードを使う
カラーコードを使用できる箇所は現時点ではチャット欄とスコアボードを確認しています。
リソースパックでも利用できるようなのでJSONフォーマットに対応した箇所は利用できると思われます。
ここではチャット欄でカラーコードを指定する例を示します。
/tellraw @a {"text":"RGB Color support: #fcba03 output","color":"#fcba03"}
colorに対して文字列でカラーコードを指定するとカラーコード適用されます。
従来のカラーコードとの互換
従来は「§e」で色を表現できました。この方法は現在も使用可能です。
太字や斜め文字、打ち消し線などはRGBでは表現できませんので従来の方法も残るでしょう。
Spigotでも利用可能
Bukkit/Spigotプラグイン開発者はRGBカラーコードが使用できるようになりました。
バグ
一部のテキストがリソースパックで利用できない: Some text functionalities are not available for translations
https://bugs.mojang.com/browse/MC-182301