2021年夏公開予定のMinecraft 1.17(洞窟&崖アップデート)に向けた9回目のスナップショットが現地時間の2021年2月10日にリリースされました。
このスナップショットでは遂に高度制限が緩和され、ブロックが設置できるY方向の高さが1.5倍になりました。
リリース概要
リリース名 | Java_Edition_21w06a date |
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エディション | Java Edition (Java版) |
種類 | スナップショット |
リリース日 | |
親バージョン | |
プロトコルバージョン | |
データバージョン |
追加
洞窟
洞窟に「Spaghetti」(スパゲッティ)と「Cheese」(チーズ)と呼ばれる洞窟の生成アルゴリズムが追加されました。
また洞窟が水没するためのアルゴリズムAquifers(帯水層)も追加されています。
※この章の画像は全て「暗視」ポーションを使用して撮影しています。
スパゲッティの洞窟(Spaghetti caves)
スパゲッティの洞窟は通常の洞窟と比べ長く開放的な洞窟が生成されます。
チーズの洞窟(Cheese caves)
チーズの洞窟は大小様々な大きさの洞窟を生成します。
洞窟内には柱が生成されることもあります。
チーズの洞窟(cheese caves) チーズの洞窟(cheese caves)
帯水層(Aquifers)
新しい洞窟内に水を発生させるために使用されます。
水域の下部にマグマブロックが生成される場合もあるようです。
帯水層(Aquifers) 帯水層(Aquifers)
変更
ワールド生成
チャンク
オーバーワールド(通常の世界)の高度制限が大幅に広くなりました。
従来の生成物との整合性を保つために海抜は変更せず、上下に拡大されています。
高度 | Minecraft 1.16まで | Minecraft 1.17から |
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最大高度 | 255 | 319 |
海抜 | 62 | 62 |
最小高度 | 0 | -64 |
海抜の位置を変えず、上下に64ブロック分の高度が開放されたことで従来比1.5倍の建築が可能になりました。(最大建築高度: 256ブロック→384ブロック)
Y=0以下の鉱石生成アルゴリズムは仮のものであり、鉱石生成アルゴリズムが大きく変わる可能性もあります。
開発者のヘンリック・ニバーグさんによる21w06aでの変更点と今後の予定についてツイートがありました。
廃坑
廃坑の生成パーツが浮かんだ状態で生成されようとしたとき、生成されなくなりました。
生成パーツの下部に空間があると、必要に応じて木の柱が生成されるようになりました。
ブロック
小さなドリップリーフ
テクスチャが変更されました。
大きなドリップリーフ
- スニーク状態に関係なく葉が傾くようになりました。
- 傾く速度が早くなりました。
- 射出物が当たったとき破壊されるのではなく傾くようになりました。
- レッドストーンの信号を入力できるようになりました。
- 信号を入力するとドリップリーフが傾かなくなります。
- 傾いているドリップリーフに信号を供給すると、元に戻ります。
- 信号を止めると再度傾きます。
垂れ根
テクスチャが変更されました。
一般
ワールド選択画面
21w06aより古いワールドの読み込みが一時的に制限されました。
「Loading of old worlds is temporarily disabled.」(古いワールドの読み込みは一時的に無効になっています。)と表示されているワールドは21w06aでは開くことができません。
この変更は1.17リリースまでに解除され、ワールドのアップグレードが可能になる予定です。
翻訳: selectWorld.pre_worldheight
バグ修正
4件のバグが修正されました。
1.17より前のリリースバージョンから
1.17開発バージョンから
以前の開発バージョンから
- MC-214346 –スポーンプロテクション内の大きなドリップリーフを矢で壊すことができる