Minecraftをプレイするためにはシステム要件の他にソフトウェア要件を満たす必要があります。
Minecraftが正常に起動しない、サーバーがクラッシュするなど問題が発生した場合はハードウエア要件以外にソフトウェア要件を確認しましょう。
この記事では1.12以降のJava版 Minecraftについて取り扱っています。
古いJava版 Minecraftの場合はシステム要件が異なります。
ソフトウェア要件
Java版 Minecraft 1.12以降は下記のシステム要件が必要です。
- Java 8
JavaはOracleよりダウンロードできます。
Oracle > 無料Javaをダウンロード
ダウンロードページにて「Oracle Javaライセンスの重要な更新」の注意書きがありますが、これは開発者向けのJavaについての内容です。
Minecraftを含むゲームプレイについては無償で利用が可能です。
Java版 MinecraftはJavaのバージョンによって動作しない
Java版 Minecraftのサーバーを起動させようとしたところ落ちてしまうと相談されました。
インストールされていたJavaのバージョンがJava 11であったことが原因であったため、Java 8を使用するように伝えました。
変更後動作したと報告を受けています。
Javaが複数インストールされていると動作しない場合がある
Java 6やJava 7などの古いJavaや同一メジャーアップデートでもVersion 8 Update 231と Version 8 Update 241などが複数インストールされている場合は理由がない限り使用するバージョンのみに絞ってください。
Javaのインストーラーの案内にも古いJavaを削除する項目があります。
Javaのバージョンを確認する
現在Javaがインストールされており、Windowsの方の場合はコマンドで簡単にバージョンを確認できます。
「Ctrl + R」で「ファイル名を指定して実行」を開き、「cmd」と入力して「OK」をクリックします。
※「cmd」入力後「Enter」をタイプしても問題ありません。
黒い画面にて「java -version」と入力するとJavaのバージョンが表示されます。
今回インストールされているものは「Java 1.8.0_231」というものですが、ホームページ上の表記と同一にすると「Version 8 Update 231」がインストールされていたことになります。
執筆現在リリースされている最新版は「Version 8 Update 241」なのでちょっと古いですね。
java -versionでエラーが表示される
「’java’ は、内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。」
このように表示された場合はJavaがインストールされていないかパスが通っていない可能性があります。