Minecraft 1.16.4 プレリリース1 でプレイヤーごとにチャットを無効化する機能が追加されました。
様々なメディアがこの機能について触れていましたが、どこも雑だったので実際に動作している状況を確認してみましたのでご参考になるかと思います。
ソーシャル インタラクション
今回追加された機能は「ソーシャル インタラクション」という名前で、「他者との関わり」というような日本語に訳すことができます。
何ができるようになったのか
下記の機能が追加されました。
- 特定のプレイヤーのチャットを無効化する機能を追加(ミュート機能)
- Pキーでミュートするプレイヤーを選択できる
- クライアントを再起動してサーバーへ再参加するとミュートしたプレイヤーの情報は失われる
- サーバーでのみこの機能は提供される
以上4点をおさえておけばソーシャル インタラクションの機能は網羅できていると思います。
実際に使ってみる
Pキーで開く
ソーシャル インタラクションはPキーを押下すると開くことができます。
プレイヤーが1人の場合は時に何もできないが、既にチャットを非表示にしたプレイヤーを閲覧可能。
サーバーに誰もいない状況ではプレイヤーを追加することはできません。
他のプレイヤーがログインした状態で非表示に設定する必要があります。
プレイヤーのチャットを非表示にする
Pキーで開いた画面にはサーバーに複数のプレイヤーが居ると吹き出しのボタンが現れます。
この吹き出しボタンをクリックすると対象のプレイヤーからのチャットが非表示になります。
実際に非表示にするとプレイヤーにはバツ印が付きます。
吹き出しにも斜線が入りました。
非表示リスト側にも非表示にしているプレイヤーが表示されるようになりました。
再度吹き出しをクリックすると対象のプレイヤーからのチャットが表示されるようになります。
動作
ソーシャルインタラクションはサーバーで使用できる機能ですが、この機能はクライアントサイドで制御されるようです。
下記の例では黄色の腕の(不審な)プレイヤーがオレンジ色の(不審な)プレイヤーをミュートしています。
自分の発したチャットは見えますが、オレンジ色のプレイヤーのチャットは表示されません。
対してオレンジ色のプレイヤーは黄色のプレイヤーと自分のチャットが表示されます。
この機能では非表示にするプレイヤーは選択できますが、送信されないようにすることはできません。
受信したチャットを非表示リストに応じて取捨選択する機能と覚えると簡単だと思います。
サーバーを遷移するとこの機能が引き継がれるか、そうでないのかまでは確認していませんが、一時的な非表示をするための機能には変わりがないので検証しませんでした。
チャットを荒らすプレイヤーが居た場合にそっとミュートすることができる機能として使用する機会があるかもしれませんね。
なお操作設定でソーシャルインタラクション画面を開く時のキーバインドを変更できます。
ミュートの「m」に変更するのも良いかもしれません。